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■ベトナムに行く前にチェック

服装・持参品

ビザについて

観光や商用でベトナムに入国し、滞在期間が15日未満の日本人については、ビザの取得が免除されています（2004年1月1日以降）。
ただし、出国用の航空券と、入国時点で3ヵ月間以上の残存有効期間を有するパスポートが必要です。
ビザについての詳細はこちらで確認してください。

ベトナム社会主義共和国大使館
Embassy of the Socialist Republic of Viet Nam
住所：〒151-0062 東京都渋谷区代々木町50-11
電話：03-3466-3311 03-3466-3313 03-3466-3314

ベトナムに行く前に忘れ物をチェック！

チェックシートはこちらのページからダウンロードできます

 

電話

ベトナムから日本へ電話をかける場合や、ベトナム国内同士で電話をかける場合、またどれぐらいの期間滞在してどれぐらい電話を利用するのかなどによって、最も適したプランを選択できればよいでしょう。

■ベトナムから日本へ電話をかける場合

国際ローミングに対応している携帯であれば、設定を少し変えるだけで電話することができます。
また、国際ローミングに対応している機種であっても国などによって使用できるものと使用できないものがあるので注意が必要です。
詳細は各携帯会社のページに詳しく記載されています。
au
docomo
softbank

電話代などは各携帯会社にて事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
なお、ホテルなどの固定電話から電話する場合は割高になりますので確認が必要です。

■日本からベトナムへ電話をかける場合

【固定電話からかける場合】

国際電話会社識別番号＋国際電話識別番号＋ベトナムの国番号＋市外局番＋電話番号

国際電話会社識別番号一覧

電話会社	識別番号
KDDI	001
NTTコミュニケーションズ	0033
ソフトバンクテレコム	0061

【携帯電話からかける場合】

010＋ベトナムの国番号＋市外局番＋電話番号

日本での国際電話識別番号は　【　010　】　　ベトナムの国番号は　【　84　】

(例)　ベトナムの固定電話にKDDIのマイラインからホーチミン市にかける場合　　010＋84＋3＋××××-××××　となります。

■ベトナム国内での電話、携帯からのインターネット(ウェブやメール送信他)

上記に記載したように日本からベトナムに電話を掛ける場合に一番心配なのは通話料やパケット代です。
スマホやタブレットなどは自動でキャリアが切り替わるものもあり、その時点で国際データ通信料金が発生してしまいます。
気づかずに普通に使用して数十万円の高額請求がきても何らおかしくありません。
スマホやタブレットでもしデータ通信をしない場合は、データ通信機能をオフにしておいたほうがいいでしょう。
携帯を利用する場合は最寄りの携帯ショップでその旨を伝え、設定や海外利用のプラン(海外ローミング時のデータ通信料金を一日当たり1980～2980円にするプランなど)を利用したほうがよいでしょう。

海外での携帯利用サービス
au
docomo
softbank

■ベトナムにて携帯を購入・レンタル

ベトナムへの長期滞在時や、頻繁に電話を使用する場合は現地にて携帯を購入・レンタルするのがおすすめです。
また、ベトナム国内で日本の携帯キャリアサービスを使って同じ条件の日本人に電話したりすることが多い場合も、お互いに国際電話料金が適用されますので、そういった場合にもおすすめの方法です。

手順としては以下のとおりとなります。
【1】現地にて携帯電話を購入・レンタル
※日本からSIMロックを解除した携帯を持込む方法などもありますが、対応携帯などが限られていますので事前の確認が必要です。
【2】ベトナム国内の携帯会社のSIMカードを購入(これによって自分の携帯電話番号を入手。この時点で多少のチャージ済みなので通話ができます。ネット閲覧は設定が必要です。)
【3】プリベイトカードを購入(使用頻度などによって金額を選択。残高がなくなったらチャージ可。)
各キャリアによって様々な料金体系があります。
プリペイトカードには使用期限があります。

現地のショップで購入した携帯電話。
日本円で約8000円、プリペイドカードとSIMカード（約1ヶ月以上通話可）をあわせても10000円程度。

 

電化製品

日本の電圧は100V、ベトナムはほとんどが220Vなので、日本の電化製品を持ち込んでベトナムで使いたいときは通常であると変圧器・変換プラグが必要です。
変圧器とは文字通り日本の電化製品の電圧をベトナムでも使用出来る電圧に変換するものです。
現在では、パソコンなどは右写真のように100～240V対応のものがほとんどのようです。

最近発売のものであればパソコンだけではなく、シェイバーや携帯電話の充電器、デジカメの充電器などもほとんど100-240Vが多いので、その場合は日本と同じようにそのまま使用出来ます。
※中級以上のホテルなどは変圧器・変換機の貸出をしているところも多いので、確認しておくとよいでしょう。

ドライヤーをベトナムに持ち込む場合は100Vのものが多いので変圧器が必要ですが、通常ホテルにはドライヤーがありますので特に持ち込む必要もないでしょう。
どうしてもドライヤー他、100Vの電化製品をベトナムに持ち込みたい方は、変圧器を購入(ベトナム国内で買えば日本より安い)する必要があります。

日本のコンセント、差込プラグとの比較
左側が日本の電化製品の差し込みプラグに対応しているコンセントです。
ベトナムの電化製品の差込プラグは丸い形状になっていますが、下記画像のようにほとんどが日本の差込プラグにも対応できるＡ型とＣ型の混合タイプです。
ですが、コンセント穴がゆるい場合や、中には日本の差し込みプラグに対応していないコンセントもあるので、その場合は変換機が必要です。

 

注意しておきたいこと

特にベトナムに限ったことではないのですが、以下のようなところはチェックしておくとよいでしょう。

■飲料水

水道水を飲むのはあまりお勧めできません。
デリケートな方は歯磨きなどでもお腹を壊すことがあります。
通常ホテルでは1泊につき一つのペットボトルが用意されていることが多いですが、それだけでは足りないときはペットボトルの水を別で購入しておくとよいでしょう。
500mlのペットボトルの水であれば日本円で一本20円前後で購入できます(エビアンなどの外国製品は80円以上と少し高め。)
ホテルの部屋に設置されている冷蔵庫の飲料水は少し高めです。
また、レストランなどの水も安全とは言い切れませんし、ドリンクの氷などにも注意が必要です。

■チップ

チップは基本的には不要です。
【食事】
外資系レストランや日本食レストランではサービス料をとっているところが多いので、サービス料のほかにさらにチップを払う必要はありません。
レストランなどでおつりが小銭できた場合などにそのおつりをそのままテーブル、またはフォルダーに残しておく、などはありますが義務ではありません。

【宿泊】
基本的には不要です。
観光客などが多く宿泊するホテルでは宿泊者がベッドメイクの人（連泊時）や部屋まで荷物を運んでくれるベルボーイなどにチップをあげるケースはあります。
連泊時に枕の下などに20,000ドン程度のチップ（ピローチップ）を置いておくことで、部屋内を自由に行き来できるルームサービスに対して、「チップをあげるからよろしく」といったニュアンスを伝えることで、ルームサービスにより窃盗などへのけん制にもなります。
さらに、冷房を切って部屋を出たときなどは清掃時に冷房をつけておいてくれたりなどのちょっとした気持ちのサービスをしてくれることもあります。
チップは感謝の気持ちとけん制の意味もありますが、基本的にはチップは不要と考えておいでいいでしょう。
ホテルの玄関でドアマンにドアを開けてもらったからといってチップを払う必要はありません。
荷物をフロントへ預けるときなどにホテルスタッフによる窃盗が怖いのであればチップを渡しておくなど。
ですが、それでも絶対大丈夫ということにはならないのでご注意を。

【タクシー】
不要です。お釣りがあまりにも小さいときは渡す場合もありますし、言わなければ端数を勝手にとられることもあります。
ドライバーがおつりを持ち合わせていないときなどに、日本円で数円・数十円程度のお金で揉めるのが面倒くさい場合にそのままにして降りることも多々あるでしょう。

■その他

基本的に、何かをしてあげようか？というようなニュアンスの人は、見返るを求めることが多いです。
たとえば道を案内する際にそこまで連れて行こうか、と言う人や、写真をとってあげようか、など。
自分から来る人と対応して何かをしてもらう場合はチップやお金が発生すると思っておいてよいでしょう。
※もちろん例外もあります
日本とベトナムは違う国です。
日本ではあまりないようなことがベトナムでは起こったり、逆にベトナムではあまり起こらないようなことが日本では起こったりするのは当然です。
ここは日本ではない、ということを意識しておかないといけません。

窃盗

空港に荷物を預ける、ホテルの部屋の中、ホテルに荷物を預ける、など。
何かを預けるときにその中身を取られる可能性は十分にあります。
ハノイのノイバイ空港からホーチミンのタンソンニャット空港へのフライトで、荷物を預けたときに荷物の中に入れていた携帯電話などをとられた実体験もあります。
特にベトナムの国内線利用時には、なるべく荷物を預けずに機内持ち込みするにこしたことはありません。
どうしても荷物を預けないといけない場合は、その荷物内に貴重品をいれないようにしましょう。
また、荷物を預ける空港カウンターでは荷物の重量を測られます。
ここで重量オーバー（例 ジェットスター国内線でエコノミークラスの場合は荷物の総重量は7kg以下 など）をしてしまうと、重量税を支払うことになります。
重量税に関して
また、重量オーバーの際は荷物を預ける形になるので、そういった不足の事態があったときも預ける荷物から必ず貴重品は取り出しておきましょう。
預ける荷物には貴重品は絶対にいれない
これを徹底するようにしてください。

置き引き

置き引きには十分注意しましょう。
特に野外で荷物を置いたままそこから距離をとるなどもってのほかです。
荷物を持っていてもそのままひったくられることもあるので注意が必要です。

 

通貨・両替

通貨

ベトナムの通貨は「ドン」です。
2015年7月現在のレートは　1円=約176ドン　です。
日本円への換算は暗算しづらいのですが、ベトナムドンを2で割った数字に10～15%を足した金額を目安に考えるとよいでしょう。
弊社サイト上部左に設置しておりますレート換算システムもご参考ください。

紙幣・硬貨の種類は以下の通りです
※1円=「176」ドンを参照に、小数点や端数を四捨五入しています。

10円	約1760ドン
50円	約8800ドン
100円	約17600ドン
200円	約35200ドン
500円	約88000ドン
1000円	約176000ドン
200円	約352000ドン
5000円	約880000ドン
10000円	約1760000ドン

日本の硬貨・紙幣とベトナム紙幣の比較

日本円	ベトナムドン	使用例
5円	約880ドン
10円	約1760ドン	バス代、駐輪場代など
50円	約8800ドン	日用品、食材、ジュース、ビールなど
100円	約17600ドン	タクシー代、軽食、日用品など
500円	約88000ドン	レストランなどでドリンク付き夕食、洋服、日用品、長距離バスなど
1,000円	約176000ドン	長距離のタクシー代、複数での食事、居酒屋、外資系レストラン、家電など
5,000円	500,000ドン×2枚　約4,500円	複数でレストラン・居酒屋・外資系レストランなどでの食事、家電、日用品など
10,000円	500,000ドン×4枚　約9,000円

※2013/11/19現在　1円=「176」ドンを参照に、小数点や端数を四捨五入しています。
請求金額に対して大きな紙幣で支払うとお釣りがないと言われることが多々あるので、注意が必要です。

換金

換金・両替は、どこで換金するかによってレートが違います。
空港、ホテル、銀行、町の換金所などで換金・両替できます。
日本の空港で換金するとレートが最も高いので、現地についてからの換金が無難でしょう。
空港からタクシーを使う場合はまず最初にベトナムの空港で少ない金額を両替しといて、それから町の換金所などで両替するのが賢い選択かもしれません。

空港の換金所は複数ありますが、どこもレートが表示されていてさらにレートも全然違うのでチェックしてみたほうがよいでしょう。
また、町の換金所、ホテルなどでレートを少し高めに言ってくるところなどもありますので、そのときは「他の場所ではレートが～ドンだった」、などを伝えて様子をみるのもいいでしょう。

換金の手順

■ホーチミン・ハノイへ行こう

航空券だけ予約してホテルや宿泊先は自分で確保する場合

■直行便

日本国内各空港より直行便がでています。
※ダナンへの直行便は成田からのみ(2013 6月現在)
直行便の場合のベトナムまでのフライト時間は約5-6時間です。

■経由便

直行便に比べてもっと安い値段で航空券を買いたい場合は、やはり経由便を利用するしかありません。
経由便の場合、経由先空港への待機時間、チケットによっては経由地で1泊する場合などもありますが、航空券は直行便に比べて安価で買うことができます。
ですが経由地に宿泊する場合は、経由地の宿泊金額とそして何より時間のロスを考えての金額を照らしあわせてどっちが自分にとってお得かを判断したほうが良いでしょう。
直行便から経由便などいろいろ検索できますが、金額が安い航空券は経由地で宿泊する場合が多いでしょう。

	所要時間	備考
直行便	約6時間	経由便よりも金額は高いが、約5-6時間で到着できる。
経由便	飛行時間+経由地待機時間	直行便よりも金額は安いが、待機時間や飛行機乗り換えの手間などがかかる。

■国内間の移動

ホーチミンからハノイ、ハノイからダナンなどベトナムの主要都市部への移動は国内線を利用することになります。
ジェットスターやベトナム航空、ベトジェット航空などは日本語でチケットの購入が可能です。

なお国内線の空港ではベトナム語でのやりとりがメインですが、空港職員は英語も堪能です。

 

ツアーで行く場合

４つ星・５つ星ホテルに観光地巡りなどが充実しているツアーから、格安のツアーまでいろいろあります。
条件に合わせてツアーを検索できるサイトもたくさんあります。
下記のようなサイトから検索できます。JALやJTBなのでツアーや対応なども充実しています。